ウフィッツィ美術館を出て、買い物をしようということで、ヴェッキオ橋を渡った反対側に行ってみました。ヴェッキオ橋の上にもお店がありますが、アクセサリーや高級時計など高価な商品のお店が多く、他は露店という状況だったので、橋の左右の店は見るに留めました笑
反対側に渡ると色々なお店があり、しばらくぶらぶらと見学しましたが、目当ての店を決めていなかったので、買い物が進まず、一旦昼ごはんを食べることにしました。
買い物される方は、お店の数が多いのとどの店がいいのかあまりわからないので、目当ての店を決めて訪れることをお勧めします。
川を眺めながらワインをいただけるということで、ガイドブックに載っていたエノテカ「Signorvino Firenze」に向かいました。11時台に一度入ってしまったのですが、12時にランチ営業開始だったので、12時に再訪しました。
予約はしてないと伝えたところ、13時までならOKと言われ、ちょうどアカデミア美術館の予約時間を考えると、13時ごろにお店を出たかったので、そのまま入りました。
確実に入りたい方は予約をお勧めします。
無事にテラスに座らせてもらうことができたのですが、景色の写真を撮りそびれました。景色がよく、当日は少し寒かったのですが、天気さえ良ければもっと最高だったと思います。
13時までということで、急いで料理と飲み物を注文していただきました。


お料理もどれも美味しかったです!周囲の人は生ハムがたくさんのったプレートみたいなのを数人で頼んでいて、ワインと生ハムを楽しむというのもこの店だと主流なのかなと思いました。
上記の料理たちを二人でシェアしてちょうどいいぐらいでした。
ガイドブックに載っている店は日本人がいっぱいいるのではという偏見を勝手に持っていたのですが、今回のイタリア旅行ではこの店も含めて周りに日本人がいる方が珍しかったです。やはり少し日本から遠いので、そこまで旅行者の中の割合として日本人が多くないんだなという印象です。
料理のお味が美味しくて、WEBで色々な情報を得られる時代ではありますが、ガイドブックという書籍の価値は今も変わらず高いなと改めて実感しました。
さて、お腹が満たされたので、アカデミア美術館に向かいました。
アカデミア美術館までの道は少し細い道も通ったりで、またそれなりに歩きました。
こちらの美術館も予約していればそのままPDFを見せればよく、すぐに中に入ることができました。
アカデミア美術館はヴァチカンやウフィッツィと比較すると小さいので、時間をかけずに回ることができます。順路の中でもかなり目立つ場所にダヴィデ像が置かれていたので、見逃すことはまずないと思います。

ダヴィデ像は血管なども含めてかなり細かい部分まで作り込まれていて、だからこそこれだけ有名なのだなと感じました。実際の像はすごく大きくて、周囲の他の像と比較してもかなり大きいので、制作にはずいぶん時間がかかっただろうなと思います。
他美術館と比較すると体感的には一瞬でアカデミア美術館の鑑賞は終わりました。
今回、意図せず広い順に巡ることになったのですが、私たちは広い順に行ってよかったです。多分最後にヴァチカンに行っていたら、音声ガイドを借りることもなく、さっさと見てしまったかもしれないのですが、最初に行ったことで落ち着いて色々な作品を見ることができました。
予約していた二つの美術館を見終わり、あとはクーポラに登る予約が15時45分からだったので、それまで街を散策することにしました。